今まで研究されてきたマイクログリッドは電力系統との連系を前提にしています。
ECOネットワークは、電力系統がなくても成立する電力システムです。また、今日までに研究され、実証されたマイクログリッドは、プロジェクト単位の個別設計であり、毎回ゼロから設計されるため、経済性と拡張性に課題がありました。
VPECは、ECOネットワークの一類型として標準化されたマイクログリッドをネットワーク化していくことによって、スケール・メリットを追求し、拡張性に富むソリューションを提供します。この概念は基本特許でカバーされています。
電力システム比較「ECOネットワークとスマートグリッド」の項目をご覧ください。
はい。ECOネットワークの提案は、再生可能エネルギーのみで電力供給を行うというものではなく、現状でも最大20%程度とされる再生可能エネルギーの導入量を飛躍的に高めるためのものです。
今後電力系統を整備する必要のある国・地方、離島や遠隔地等では、既に十分な経済性があります。一般に再生可能エネルギーの発電単価のみでの経済性比較が議論されますが、トータルシステムとしての経済性を見るべきと考えます。鍵となる蓄電池とパワー・エレクトニクスも自動車との規格標準化によって、今後大きなコスト削減とスケール・メリットが期待できます。
VPECは、ECOネットワークの研究・開発、実用化に取り組んでおり、グローバルに業務提携先・投資家を募集しております。